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会社都合退職とは|知らないと怖い会社都合のデメリットと自己都合との違い

以下に、会社都合退職の概要とメリット・デメリット、自己都合退職との違いをまとめます。

会社都合退職の概要

会社都合退職とは、解雇や退職勧奨など、労働者本人の意思とは関係なく会社側の都合で退職に至った場合をいいます。

会社都合退職は、労働基準法第19条で定められた「解雇等」に該当し、失業保険の受給資格が比較的緩やかになるなどのメリットがあります。

会社都合退職のメリット

会社都合退職のメリットは、以下のとおりです。

  • 失業保険の受給資格が比較的緩やかになる

会社都合退職の場合、自己都合退職の場合に比べて、失業保険の受給資格が比較的緩やかになります。

自己都合退職の場合、離職日の前2年間に雇用保険の被保険者期間が通算12ヵ月以上ある必要がありますが、会社都合退職の場合、離職日の前1年間に雇用保険の被保険者期間が通算6ヵ月以上あれば、失業保険の受給資格を得ることができます。

  • 失業手当の支給期間が長くなる

会社都合退職の場合、自己都合退職の場合に比べて、失業手当の支給期間が長くなります。

自己都合退職の場合、失業手当の給付制限期間が3ヵ月あり、その後に基本手当が支給されますが、会社都合退職の場合、失業手当の給付制限期間は1ヵ月です。

また、自己都合退職の場合、失業手当の支給期間は、離職時の年齢と離職日の前2年間の雇用保険の被保険者期間によって決まりますが、会社都合退職の場合、最長で330日間支給されます。

会社都合退職のデメリット

会社都合退職のデメリットは、以下のとおりです。

  • 転職先で採用を敬遠される可能性がある

会社都合退職の理由によっては、転職先で採用を敬遠される可能性があります。

例えば、会社都合退職の理由が「懲戒解雇」や「業務に支障をきたすような行為」などの場合、転職先で採用を敬遠される可能性があります。

  • 退職金が減額される可能性がある

会社都合退職の理由によっては、退職金が減額される可能性があります。

例えば、会社都合退職の理由が「業績不振による人員整理」などの場合、退職金が減額される可能性があります。

自己都合退職との違い

会社都合退職と自己都合退職の違いは、以下のとおりです。

| 項目 | 会社都合退職 | 自己都合退職 |

| 労働者本人の意思 | 関係ない | 関係する |

| 失業保険の受給資格 | 比較的緩やか | 厳しい |

| 失業手当の支給期間 | 長い | 短い |

| 転職先で採用を敬遠される可能性 | ある | 少ない |

| 退職金 | 減額される可能性あり | 減額される可能性あり |

なお、会社都合退職であっても、労働者本人の重大な過失がある場合は、解雇権濫用として無効になる可能性があります。

例えば、会社都合退職の理由が「横領」や「暴行」などの場合、解雇権濫用として無効になる可能性があります。